にっき

感想やつぶやきその他色々。ゲームと観劇多めでジャンル関係なく好きなことなら何でも

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イザボーのシャルル7世(甲斐シャ7さん)って、人物性としてジャンヌ・ダルクという存在の重要度がそれほど高いわけではないという意味で、この世にある歴史創作のシャルル7世の中でも相当レアなんじゃないかな〜

おそらくは尺の都合と、イザボーがどう生きたかに比重を置いて切り込んでいく構成上『ジャンヌ・ダルクがフランスを救い、シャルル7世が王となった』という事実をサラッと流していくからっていうのが一番大きいと思うんだけど
全体的にシャルルとジャンヌのシーンのやり取りも距離感もさっぱりしているのが面白かったな〜甲斐シャ7と大森ジャンヌ、本当にただの王と将でしかない健やかさ……少年漫画的な関係性で良いよね

身分の違う14歳の女の子を対等に、将として並び立つ存在だと認めて敬意を持って接していると思うとシャルルはめちゃんこかっこいいな。
本当に心根が美しいお人ですこと〜親御さんのお顔を拝見してみたいものですわオ〜ホホホホ(生みの母親と育ての母親、無数の父親候補)

舞台ジャンヌ・ダルクのシャルル7世(小関シャ7さん)は割とグジュグジュしててあっちはあっちで好きだょ
#Isabeau

感想

NtNの奥からダッッッてゲイブが走ってきてJust Another Day〜🎶って歌い出すところもめっちゃコワイヨ……と思いながら観てたな
#NextToNormal
イザボーの回転セットは初見のときに速!?って思ったけど怖さはあんまり感じなかったかもしれない……安全面に気を使ってます Byシャ7くん
#Isabeau

つぶやき

普通にシャ7くん描きたいのもそうなんだけど、ルイとジャンも描きたいんだよね
ジャンはめちゃくちゃイラスト映えするデザインだと思うし、ルイのことは単純にめちゃくちゃ好きなので……

まぁこれは言うだけなので全然描かないかもしれない。鉄を熱いうちに打てるかどうかなんで
#Isabeau

つぶやき

イザボー配信観ていて思ったけど、イザボー殿下って結構駆紋戒斗(仮面ライダー鎧武)と同じメンタリティだよね
自分が負けと思わなければ負けではない

という他の作品も交えてるので語りにくい感想
#Isabeau

感想

これは感想とちょっとズレるけどイザボーの話


自分は歴史系の創作がかなり好きなのですが、ミュージカルだと詞が結構説明的になっちゃう側面はあるよな~というのは常々感じている
のでそこを吹っ飛ばすくらいの音楽パワーって結構大事だよな〜と思うばかりなんですけれど
そういう意味ではあくまで初回時点でだけど、歌詞含めて耳に残っている曲が少ないのはあるかな……と言うかめちゃくちゃ歌いにくそうというか。難易度高いのが伝わってくるもんね

イザボーは何回も観ていったらきっとじわじわハマっていく曲が多いタイプの作品なんだろうと思う 多分
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#Isabeau

感想

イザボー初日感想その2
シャルル7世とちょっとルイ


甲斐シャ7さんについて

シャルル7世は1幕~2幕の中盤までは枠外の存在として、ヨランド様に弄られたり一般兵等々に絡まれたり黒死病(廉価版トート)様になったりとややコメディリリーフ的な立場を担っている側面も強かったわけで…迷える王であり、彼がほやほやしていることで観客が息をつく間をあたえてる存在だな~と思っていたし、最初こそあの女ッ😠って態度だったのに割とすぐ耳を傾け始めていて「この人、素直すぎる……!」くらいに感じていたんだけれど
2幕で狂言回しではなく渦中の人間になった途端、クレバーな振る舞いが出来ているという2面性が効いた良いキャラクター性だったなぁ

本人としてはヨランドの掌の上にいる感覚(これもあなたの策略か?)なんだろうけど、必要とあれば政敵を謀殺する覚悟があるし、よくよく考えたら王にふさわしい人間になるために母の過去を知ろうとするくらい志の高い存在だったわ……っていう。その辺含めても十分王の器足りえてる気がする。ヨランド様の教育が良かったんでしょうね

舞台に限らず何かを演じるというのは『役』がベースにあったうえに演じる人間それぞれの味みたいなものが滲むところがおもしろくて好きだし、だからこそWキャスト制覇したいなって思っちゃうわけだけど
それこそ甲斐氏はシャ7だけでなく皇族とか軍人やるとめちゃくちゃ国を憂いて滅私しそうなタイプに見えるよなぁ


あとはルイがかなり好きという話
多分本当に奥方のことは彼なりに愛していたんだろうし、兄上よりも自分が王にふさわしいとも本当に思っていただろうし、それでも兄上と馬駆けした記憶は彼の中で楽しかった思い出なんだろうし。そういう割り切れない『ままならなさ』が良かったな
あの人自分がロクな死に方しないことちゃんとわかっていそうで良い。
そういうタイプのフィクションクソ野郎が好きなので(ルイはクソ野郎枠には入らない判定だけど)

個人的な意見ですがムーランだと上川さんロートレックはちょっとかっこよすぎるかな〜、ちゃんとサティーンを好きな人たちと戦えちゃいそうだな〜くらいに思っていたのでルイの一癖も二癖もある色男感はかなりハマってて好きですね
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#Isabeau

感想

イザボー初日の自分用感想
流れでダーウィン・ヤングの話もちょっとしている



まず場面転換はじめ演出がすごく好きだった!回転セット、ワクワクするよね…
それこそ黒死病(ペストート)さんとか稀に風邪引いた時の夢みたいな演出も挟まっていたような気もするんだけど、ダークな方向性に振り切った時の演出が本当にイキイキしてたな~末満さん演出作品はあとダーウィン・ヤングしか観たことないですが、似たものを感じた記憶がある


全体的には本来『絶対悪』として描かれる存在についての話だからこそ、華々しい悪の物語!というよりは悪と言われている側には実はこんな裏側があってね……という方向性だった印象 イザボー及びあの時代のフランス皇族たちに同情的な描き方というか
インタビュー等々で悪の限りを尽くす方向では来ない気はしていたけど、やっぱり初報のコピー等で感じた悪女が痛快に生き抜く作品!みたいな感じでは無かったかな

特にラストはイザボーが劇的な死を迎えている存在『ではない』ことも含めた空白を活かして、相いれない運命な親子の道がたった一瞬だけ交わる瞬間を描いた形で終わるわけで……
イザボー・シャルル7世のお互いにとってどうなのかはわからないけれど、少なからず観客にとってはある種の『救い』がある形なんだよね
対立しているイザボーとシャルル7世がほんの少しだけでも歩み寄れた瞬間なんて、史実では絶対あり得ないだろうから……
なので個人的にはイザボーと観客に対してすっごいやさしさのある作品だと思ったかな

昨年観た末満氏潤色のダーウィン・ヤングがそれはもう最悪の運命と最悪の偶然で織りなした地獄、でもそれは君が選びとった地獄……といったそんな作品だったのでもっとドロドロとした仕上がりを予想していたんだよね
そのギャップもありそうだけどドン!絶望!!というよりは、もしかしたらという思いとあり得ないという思いをどっちも抱かせるような感じがしました
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長くなったので分ける

#Isabeau